課題 #64
完了勤怠管理システム構築およびSAP連携インターフェース開発
范志 范 志晨 さんが約2ヶ月前に更新 操作 #1
■概要
社内業務の効率化を目的として、会社ホームページから利用できる勤怠管理システムを構築する。
本プロジェクトは、以下の2つの開発領域に分けて実施する。
1.勤怠管理Webシステムの設計・開発
2.勤怠管理システムとSAPを連携するインターフェースの設計・開発
各担当者は、以下の工程に沿って段階的に作業を進めること。
調査
↓
調査結果発表
↓
設計
↓
設計内容発表
↓
レビュー・確認
↓
製造
↓
ソースコードレビュー
↓
単体テスト
↓
結合テスト
↓
成果発表・完了確認
■目的
・会社ホームページに勤怠管理システムへの入口を設置する
・社員がWeb画面から出退勤情報を登録・確認できるようにする
・勤怠データをデータベースで一元管理する
・CSV、EDI、RFCを利用して勤怠管理システムとSAP間のデータ連携を実現する
・調査、設計、開発、テストまでの一連のシステム開発工程を習得する
■開発範囲
【担当1:勤怠管理Webシステム】
1.会社ホームページへの入口作成
・会社ホームページに勤怠管理システムへのリンクまたはログイン入口を追加する
・利用者が勤怠管理システムへ遷移できるようにする
2.勤怠管理機能
・社員ログイン
・出勤登録
・退勤登録
・休憩開始および休憩終了登録
・勤務時間の自動計算
・勤怠履歴の一覧表示
・勤怠情報の検索
・勤怠情報の修正
・月次勤怠情報の確認
・管理者による社員別勤怠確認
・CSVファイルの出力
3.データベース設計
・社員マスタ
・ユーザー情報
・勤怠実績
・休憩実績
・所属部署
・勤務区分
・申請および承認情報
・更新履歴
4.画面設計
・ログイン画面
・メニュー画面
・出退勤登録画面
・勤怠一覧画面
・勤怠詳細・修正画面
・月次勤怠確認画面
・管理者画面
・CSV出力画面
5.必要成果物
・調査資料
・業務フロー図
・システム構成図
・画面一覧
・画面遷移図
・画面設計書
・データベースER図
・テーブル定義書
・機能一覧
・基本設計書
・詳細設計書
・ソースコード
・単体テスト仕様書
・単体テスト結果
・結合テスト仕様書
・結合テスト結果
・操作手順書
【担当2:SAP連携インターフェース】
勤怠管理システムとSAP間のデータ連携について、以下の3方式を調査・設計・開発する。
1.CSVファイル連携
・勤怠管理システムからCSVファイルを出力する
・SAP側でCSVファイルを選択して取り込む
・CSVデータの形式チェックを行う
・正常データをSAPテーブルへ登録する
・エラーデータの内容を画面またはログに出力する
・同一データの重複登録を防止する
・処理件数、成功件数、失敗件数を表示する
2.EDI/IF連携
・勤怠管理システムとSAP間で相互にデータを送受信する
・送信データおよび受信データの項目を定義する
・送受信データのマッピングを作成する
・SAPへの勤怠データ登録処理を作成する
・SAPから処理結果またはマスタ情報を返却する
・送受信履歴を管理する
・エラー発生時のログおよび再処理方法を検討する
EDI方式については、IDoc、ファイル連携、Web APIなどの候補を調査し、本環境で実現可能な方式を選定すること。
3.RFC連携
・RFC対応のFunction ModuleまたはBAPIを調査する
・必要に応じてRemote-Enabled Function Moduleを作成する
・外部システムからSAPへデータを送信する
・SAP側でデータチェックおよび登録を行う
・SAPから処理結果を外部システムへ返却する
・正常、警告、エラーの戻り値を定義する
・RFC接続および権限について確認する
4.共通確認事項
・インターフェース項目定義
・データ型および桁数
・必須項目
・コード変換
・日付、時刻の形式
・文字コード
・データ送信タイミング
・データ件数
・重複チェック
・エラー処理
・再処理方法
・トランザクション管理
・COMMITおよびROLLBACK
・ログ管理
・セキュリティ
・接続権限
5.必要成果物
・インターフェース方式調査資料
・方式比較表
・システム連携構成図
・インターフェース一覧
・インターフェース項目定義書
・データマッピング表
・CSVレイアウト定義書
・EDI連携設計書
・RFC連携設計書
・エラー処理設計書
・ログ設計書
・基本設計書
・詳細設計書
・ABAPソースコード
・単体テスト仕様書
・単体テスト結果
・結合テスト仕様書
・結合テスト結果
・実行手順書
■進め方
各工程の完了後、担当者は成果物を提出し、社内発表を行う。
次工程へ進む前に、責任者のレビューおよび承認を受けること。
【工程1:調査】
・類似する勤怠管理システムの機能を調査する
・使用する技術および開発環境を調査する
・SAP連携方式を調査する
・実現可能性、課題、リスクを整理する
【工程2:調査結果発表】
・調査内容を資料にまとめる
・推奨方式および選定理由を説明する
・質疑応答後、開発方針を確定する
【工程3:設計】
・業務フロー、機能、画面、DB、IFを設計する
・正常系、異常系、例外処理を検討する
・担当者間でデータ項目および連携仕様を統一する
【工程4:設計内容発表】
・設計資料を説明する
・担当者間の認識差異を確認する
・レビュー指摘事項を修正する
【工程5:レビュー・確認】
・責任者による設計レビューを実施する
・承認後に製造工程へ進む
【工程6:製造】
・承認済み設計書に基づいて開発する
・ソースコードに必要なコメントを記載する
・Git等を利用してソースコードを管理する
【工程7:ソースコードレビュー】
・処理内容
・命名規則
・可読性
・エラー処理
・セキュリティ
・性能
・設計書との整合性
上記内容を確認する。
【工程8:単体テスト】
・各機能を個別にテストする
・正常系、異常系、境界値を確認する
・テスト結果および証跡を保存する
【工程9:結合テスト】
・勤怠管理システムとSAP間の連携を確認する
・CSV、EDI、RFCの各方式を確認する
・エラー発生時の処理および再処理を確認する
【工程10:成果発表・完了確認】
・完成した機能を実演する
・設計内容、実装内容、課題、改善点を説明する
・成果物を指定フォルダへ保存する
■担当者間の共通作業
担当1と担当2は、以下の内容を共同で決定すること。
・社員番号
・対象年月日
・出勤時刻
・退勤時刻
・休憩時間
・勤務時間
・残業時間
・勤務区分
・申請ステータス
・承認ステータス
・登録日時
・更新日時
・処理結果
・エラーコード
・エラーメッセージ
インターフェース項目の名称、データ型、桁数、必須区分について、双方の設計書で一致させること。
■完了条件
以下の条件をすべて満たした場合、本チケットを完了とする。
・会社ホームページから勤怠管理システムへ遷移できる
・社員が出勤および退勤を登録できる
・勤怠データがデータベースに保存される
・勤怠履歴を画面で確認できる
・CSVファイルをSAPへ取り込める
・EDI方式によるデータ送受信の検証が完了している
・RFC方式によるデータ送受信の検証が完了している
・エラー内容がログとして確認できる
・単体テストおよび結合テストが完了している
・設計書、ソースコード、テスト証跡、操作手順書が提出されている
・最終成果発表および責任者レビューが完了している
■注意事項
・設計承認前に本格的な製造を開始しないこと
・不明点は自己判断のみで進めず、調査結果を整理したうえで確認すること
・個人情報および勤怠情報を扱うため、アクセス権限とセキュリティを考慮すること
・実データを使用せず、テスト用のダミーデータを使用すること
・設計変更が発生した場合は、設計書およびチケットを更新すること
・担当者ごとに進捗、課題、次回作業を定期的に報告すること